カイゼン・ジャーニー たった 1 人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
#書籍
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著者 : 市谷聡啓、新井剛
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1 部 : 一人から始める
何からやって行けばいいかわからないとき、外に出て知見を得るのがおすすめ
ただし、外から得た学びをそのまま自分たちに適用するのではなく、自分たちの状況に照らして考えてみる
まずは状況の見える化から
タスクマネジメント
どうなれば仕事が完成したと言えるのか決めて、仕事の受け渡しを行う
nobuoka.icon 『リーンソフトウェア開発と組織改革』 でも言われてたな
緊急・重要の 4 象限で整理する
タスクボード
タスクの受け渡しをしていく中で、状況が見えなくなってしまうことがある → タスクボードで管理
TODO には直近のもののみを入れ、先々のタスクは Icebox や Parking Lot と呼ばれる場所に置くようにするとよい
朝会
ふりかえり
目的 : プロセスのカイゼンと不確実性の高い状況でも前進できるようにすること
やり方は KPT や YWTなど
本人だけでは解決できないこともあるので、上司やリーダーが 1 on 1 を実施することも必要
素朴理論と建設的相互作用 : カイゼンする仲間がいると、問いかけによりお互いの思考を成長させる
習慣化されたタスクの問題発見やカイゼンは難しい
他文化からの客観的な視点がないと見過ごしてしまう
世の中の事象は氷山と同じように、見えている部分の方が少ない
ピーター・センゲの 『学習する組織 ―― システム思考で未来を創造する』 では以下のように説明
出来事は、変化や行動の大局的な時系列パターンから発生
パターンは、構造が生み出す
構造を生み出す根底には、関係者のメンタルモデルがある
問題が発生したとき、氷山の見えている部分の出来事だけにとらわれて対症療法をしてはいけない
どんなパターンから発生したのか? それはどんな構造から生まれたのか? その背景にどんなメンタルモデルが?
メンタルモデルには認知バイアスが影響しているので、前提を壊すのが難しい
2 部 : チームで強くなる
スクラム : カイゼンが組み込まれたフレームワーク
スクラムでは、透明性、検査、適応が重要
経験主義が根本に存在
Fail Fast の精神が漸進的に進むための後押し
スプリントバックログには、ドキュメント作成なども入れる
プロジェクトに価値をもたらさないものや顧客に付加価値を生み出さない中間成果物はムダなのでタスク化しない
TBD